手間をかけて作る毎日のお料理、できれば見た目にもおいしく見せたいと思いますよね。 今回は和食の盛り付けに関するポイントをいくつかご紹介します。
和食を盛り付ける際のポイント
和食を盛り付ける際には、いろいろな押さえておきたいポイントやテクニックがあります。 これらを実践することでプロ並みの盛り付けに仕上げることができます。
和食盛り付けの基本は「3」を意識
和食は三角形に盛り付けることを意識しましょう。 天ぷらなどを盛り付けるときはお料理を三角形になるように立たせ、立体感を作ると見栄えがぐんとよくなります。
お刺身なども3種盛にして三角に配置すると綺麗に見えます。
高さを意識して盛り付ける
高さを意識するのは和食の盛り付けにおいて基本です。 主菜、副菜に関わらず、平らではなく高さをつくって立体的に盛り付けることを意識してください。 奥行ができ、見栄えと上品さともにアップします。 高くしてコロコロ落ちてしまうようなお料理には不向きなのでそこは注意しましょう。
お皿に余白をつくる
盛り付ける量を加減してお皿に余白を作るのも大事です。 余白は器の3割程度が目安になります。お皿いっぱいに盛らずに上手に調節しましょう。 余白を作ることで器の模様やデザインも楽しむことができます。
天盛りを使う
和食には天盛りという技術があります。 天盛りというのは、煮物や和え物を盛り付けるときに、お料理の上に薬味や香物を乗せることです。 彩りや香り以外にも旬なものを乗せることで季節感も演出できます。
そのほかにも天盛りには「まだこの料理は誰も手をつけてません」という、おもてなしの意味もあるようです。
彩りよく盛り付ける
料理を美味しくみせるには彩りも大事です。赤・緑・黄の彩りを意識することで栄養バランスもよくなるそうです。
しかし、いろんな色を使いすぎてごちゃごちゃさせないように注意しましょう。あと少し彩りがほしいというときは飾り野菜を添えてみましょう。
焼き魚の盛り付け
焼き魚の盛り付けはちょっとしたポイントを押さえるだけで、きれいに盛り付けることができます。 頭が左でお腹が手前というルールを守り、お皿に対して斜めに盛り付けることでお皿に余白が生まれ美しく見えます。
盛り付け方だけじゃない!器も大事
盛り付け方だけでなくどんな器に盛るのかも大事です。 器は季節感を大事に選びましょう。冬は暖かみがある厚手のものであったり、夏は白い陶器やガラスの器であったり必ず季節感にあうものにしましょう。 和食器の揃え方について詳しくはこちらの記事をご覧ください「もう食器選びを迷わない!基本の和食器の揃え方」
まとめ
見た目が洋食に比べて地味になりがちな和食ですが、今回ご紹介したポイントを押さえることで、より美味しく見せることができると思いますよ。 毎日の食卓を少しでも華やかに見せれるように頑張りましょう。
Comentários