最近人気のある優しい雰囲気を持つ木のお皿。 みなさんおうちで使いたいけど、お手入れや気をつけることがたくさんあって大変というイメージがあると思います。 今回はそんなイメージを払拭する正しい使い方とメンテナンスをご紹介します。
使ったらすぐ洗って、乾燥
基本的に他の食器と同じで洗剤を使って洗って問題ありません。 気を付けてほしいのは、水につけて置かないということと水気を拭き取りすぐに乾燥させることです。 しっかり乾かすことでカビ、腐敗を防ぎます。
食洗機を使うと木のツヤが落ちたり、割れてしまうことがあるので使わないようにしてください。購入の際に注意書きをチェックしましょう。
電子レンジに入れない
木の食器は電子レンジ不可と必ず書かれています。 温められることで木材に含まれる水分が膨張し割れたり、ひび割れの原因になります。 プラスチックや樹脂素材に木目の塗装をしたウッド調のものには電子レンジを使えるものもあるので、自分の使いたい場面に合わせて購入してください。
冷蔵庫にいれておかない
電子レンジが使えなくても冷蔵庫にいれるくらいならいいのではと思う方がいると思いますがこちらもNGです。 木製食器は大きな温度変化に弱く、冷蔵庫に入れておくと乾燥してひび割れや剥離を起こしてしまう可能性があります。
油ものや汁物はのせない
油ものや汁物はシミの原因になるので避けてください。 それでも盛り付けたい方は陶器やガラスの器に一度盛り付けてその器を乗せるようにしてください。 見た目にもおしゃれになります。
状態が悪くなったときの対処法
気をつかっていてもやはり状態は悪くなっていくものです。 様々な劣化に対する対処法をご紹介しますが、必ず良くなるわけではないので注意してください。
ツヤが落ちてきたら
基本的に木製の食器には汚れ防止のために塗料が施されています。 塗料のなかでも多いのがオイル塗料です。このオイルの塗料がツヤをだしています。 しかし使っていくうちにだんだんツヤが無くなっていきます。
そんなときはオリーブオイルを垂らして、キッチンペーパーでのばすように拭き取りましょう。
カビが生えたときは
もしカビが生えてしまったら、紙やすりを使ってこすりましょう。 その際に使う紙やすりは目の粗さを表す「番」が400番以上の物を使うようにしましょう。
目が細かいやすりで優しくこするようにしてください。こすったあとが目立ってしまっては意味がありません。
ガサつきや傷が目立ったら
こちらも紙やすりの出番です。 目の細かいもので木目に沿ってやすり掛けしていきましょう。少しは傷が目立たなくなります。
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まとめ
今回ご紹介した通り木のお皿の使用はそんなに難しいものではありません。 メンテナンスもすれば長く使える食器です。 いままで扱いの難しさから購入をためらっていた方も是非チャレンジしてみてください。
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