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おしゃれな湯呑みで素敵なティータイムを!





お茶を飲むときに使う「湯呑み」。 湯呑みは和風なものをイメージする人が結構多いと思います。しかし、最近では、北欧風のデザインやスタイリッシュでおしゃれなものまで、たくさんの種類があります。そこで今回は、湯呑みを使うメリットや選び方のポイントを紹介します。


湯呑みができた理由

湯呑みは正式には「湯呑み茶碗」と呼ばれ、奈良時代から平安時代にお茶を飲むために使われていました。お茶を淹れるための「椀」ということから茶碗と呼ばれました。


茶の湯で茶碗が使われていましたが、次第に他の用途でも使われるようになると、ご飯を盛る「飯茶碗」、湯を飲むための「湯呑み茶碗」のようにそれぞれに名称がついたのが始まりです。


湯呑みを使うメリット

湯呑みには、日本茶を楽しむための魅力が詰まっています。湯呑みを使うメリットを改めて知ることで、ティータイムがもっと楽しくなるはずです。


お茶の時間が楽しくなる

海外アーティストとコラボしたものや、おしゃれなデザインの湯呑みが増え、家族用と来客用の湯呑みを買いそろえる人も増えてきています。


「毎日でも日本茶が飲みたくなる」「お客様に出すお茶の準備が楽しくなる」など、おしゃれな湯呑みを使うと心が豊かになったりお茶が美味しく感じられたりと、たくさんのメリットがあります。


手のひらでお茶の温かみを感じられる

日本茶の代表的な玉露は50度前後、煎茶は60~80度前後の低い温度で抽出していきます。熱いお湯を使ってお茶を淹れると、旨味の成分よりもカテキンという渋みの成分が先に出てきてしまうので、お茶のまろやかさがなくなり舌触りが悪くなってしまうからです。


熱過ぎない温度でお茶を淹れるので、日本茶を楽しむときは取っ手が付いているマグカップなどより湯呑みの方が適しています。湯呑みを両手で持ったときにお茶の温かみがじんわりと伝わってきます


また、お茶の温かさを常に感じられるので、熱過ぎるお茶が苦手な方も冷ましながらちょうどいい温かさで飲むことができます。


湯呑み選びのポイント

湯呑み選びのポイントを押さえて、お気に入りの湯呑みを見つけましょう。湯呑み選びのポイントを紹介します。


実際に手に取ってみる

湯呑みを購入するときに大切なことは、湯呑み全体のデザインはもちろん手に持ったときの感触がしっくりくることです。通販などで湯呑みの購入をする方は、手に取ることができないので、口コミや商品の情報を確認しましょう。


シンプルなデザインの湯呑み

デザインに迷ったら、湯呑みのデザインはシンプルな筒状の形のものをおすすめします。昔からある少し丸い形の湯呑みよりも使い勝手がいいです。筒状の湯呑みは「フリーカップ」と名前が付けられているものもあります。


高台がある湯呑みならお茶を飲むときに湯呑みの底に手を添えても熱さを感じにくいです。また、飲み口が反っている湯呑みは最後まで飲みやすく持つときも持ちやすいです。いろいろなデザインのものが販売されているので、おしゃれで使いやすいものを選んでみてください。


陶磁器の湯呑み

陶器には表面にとても小さな穴が開いていて、お茶の色や香り移りやすいです。お茶専用の湯呑みとして使う方におすすめです。陶器の湯呑みを持ったときの風合いや手になじむ質感が魅力です。


磁器は、日本茶だけでなく紅茶やコーヒーを飲むのにもぴったりです。艶々とした質感が好きな方やにおすすめです。白いシンプルなものから、おしゃれなものまでデザインが豊富です。


大きい湯呑みが便利

湯呑みのサイズに迷ったときは、少し大きめのものを選びましょう。来客用としては向いていませんが、普段使いするならほうじ茶や番茶などを飲むときにも使えます。大きめの湯呑みを選ぶ方は、シンプルな色合いで手に持ちやすいものがおすすめです。


マグカップの形の湯呑みも出ているので、お茶以外も楽しみたい方、洋風でおしゃれな湯呑みを探している方に向いています。


お茶の種類や季節に合わせる

お茶の種類や季節に合わせて湯呑みのデザインを選んでみてください。お茶の時間がさらに楽しく素敵に感じるはずです。


季節の絵柄が入ったものや、季節に合った色合いものを選びましょう。 お茶の緑色を見て楽しみたいのなら、お茶の色がよくわかる白色の湯呑みが適しています。 深さのある湯呑みはお茶の色が濃く見えるため底が浅い湯呑みを使うなど、お茶に合わせてサイズを変えるといいかもしれません。


湯呑みの色々な使い方

日本茶を飲むために使うイメージが強い湯呑みですが、様々な使い方ができてとても便利です。


和風のデザインの湯呑みであれば、和菓子の盛り付けに使えますし、シンプルなものであれば、日本茶以外の飲み物やゼリーなども入れられます。また、小鉢のように使うのもおしゃれです。


カップにこだわりがない人であれば、飲み物のカップは湯呑み一つだけで十分使いまわしがききます。


まとめ

湯呑みの使い道は日本茶を淹れるだけでなく、紅茶、コーヒー、デザート、小鉢にも使えます。大きさや素材、デザインにこだわって選んだ湯呑みは、気分も明るくしてくれます。お気に入りのおしゃれな湯呑みを見つけて、毎日愛用してみてはいかがでしょうか。

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