top of page

抹茶を楽しむなら!専用の道具を使って高級感のあるお茶を味わおう


茶道でよく見られるお椀の中でシャカシャカする抹茶ですが、自宅でも専用の道具を使うことで、お店で見られるようなお茶を自分で作って楽しむことができます。この記事では、抹茶を点てる際に必要な茶道具と抹茶を楽しむための方法を紹介しています。


抹茶専用の道具を使って抹茶を味わう良さとは?

抹茶を楽しむ利点として、抹茶には健康的な効能があること、和の雰囲気を最大限に楽しめることが挙げられます。ここでは、抹茶の効能と点てて作る抹茶の魅力について紹介をしています。


抹茶の効能

抹茶に含まれる効能として、肥満防止・アンチエイジング効果・リラクゼーション効果・美肌効果・虫歯予防があります。


抹茶は、茶葉をすりつぶすことで作られています。そのため粉末上の抹茶なら、茶葉を丸ごと体内に取り入れることができるのです。


抹茶には、茶カテキン・ビタミンC・フッ素化合物が含まれています。茶カテキンには、体脂肪を燃焼する効能があれば、老化の原因となる活性酸素の除去をサポートする効能があります。この茶カテキンとビタミンCが組み合わさることで、美肌を形成するための手助けもしてくれるのです。


また、フッ素化合物が含まれていることから、虫歯予防・口内消臭効果も持ち合わせています。抹茶は豊富に効能を持った優れた飲み物なのです。


抹茶を点てる魅力

茶道では着物を着て抹茶を立てるイメージがあるかと思いますが、抹茶専用の道具や漆のお盆を並べるだけでも和の雰囲気を十分に味わうことが可能です。お客さんが来た際も、和菓子と一緒に点てた抹茶を出すことで、高級感のあるおもてなしをすることができます。


抹茶を点てるコツを掴めば、簡単に抹茶を作るができるようになります。自分だけではなく周りの人を楽しませることができるところに、抹茶を点てる魅力があるのです。


茶道具の選び方

初めて茶道を始めるときに、まずは茶道具を揃えないと!と、思っても初めから良い道具を揃えられない方がほとんどだと思います。


気負わずに茶道を楽しみたいなら、茶漉しお茶碗も自宅にあるもので大丈夫です。茶杓の代わりにティースプーンを使いましょう。あと用意するものは茶筅だけです。これなら高価な茶道具を揃えなくても気軽に茶道を始められます。


また、茶道具をきちんと揃えたいという方も、始めは練習用や中古の安い品物で十分です。茶道は、きちんと練習しないと美味しいお茶をいれることができません。安い茶道具で練習を繰り返し、しっかりお茶を淹れることができるようになってから、良い道具を揃えても遅くありません。


抹茶を点てるために必要な茶道具

抹茶を点てるために必要な茶道具は、茶筅・抹茶茶碗・茶杓・棗の5点の道具です。 まずは、この5点を揃えます。


抹茶専用の道具はセットでの購入もできるので、1度に道具が揃うセット品の購入はオススメです。他にも追加すると抹茶をより楽しむことができる道具もありますが、初めは紹介する4点の道具があれば、茶道の雰囲気を十分に味わうことができます。


茶筅

茶筅とは抹茶を点てる際に、お茶をかき回すために使われる泡立て器の形をした道具のことを言います。抹茶とお湯を均一に混ぜる役割を持っています。泡がたった抹茶を作るためには、この茶筅を使う必要があるのです。


抹茶茶碗

抹茶茶碗とは、抹茶専用の茶碗のことです。抹茶を飲むというと普段お茶を飲むときに使われる湯呑みを思い浮かべられるかもしれません。しかし、抹茶を点てて飲む容器には、茶碗ほどの大きさで底が平らになった抹茶専用の茶碗が必要になります。


茶杓

茶杓とは、抹茶を抹茶茶碗に注ぐ際に利用するおさじのことです。抹茶専用のさじがあれば、適切な量の抹茶を入れることが可能です。また、茶杓は柄が長く竹で作られた姿から、抹茶を注ぎ入れる際も茶道の雰囲気を壊さない配慮をすることができます。


棗とは、抹茶を入れておく木製で漆塗りされた容器のことです。茶杓で抹茶をすくう際に抹茶が棗に入っていれば、茶を点てるまでの姿もよりかっこよく見せることができます。棗は茶道で欠かせない道具の一つです。漆塗りされた棗からは、和の雰囲気を味わえるだけでなく高級感を感じることができます。


抹茶

始めは、小さい缶のもので1,000円くらいのものを購入するのが良いでしょう。抹茶がなかなか決まらない場合はお店の人に相談しながら決めるといいです。
















茶道具のお手入れ方法

茶杓は水洗いできません。抹茶が付いているときは、ティッシュペーパーや柔らかい布などで拭いてください。茶碗は、スポンジや洗剤を使わず手で水洗いしましょう。茶筅は、軽く水ですすいでください。すすいだ後は、茶筅休めに被せ、形を整えましょう。


初心者でも簡単!抹茶を点てる方法

抹茶専用の道具を使って抹茶を点てる方法を紹介します。購入した道具を活かすために、美味しい抹茶の入れ方を学んでみませんか?


1. 棗に入っている抹茶を茶杓で2杯ほどすくい、抹茶茶碗へゆっくりと注ぎます。(棗に抹茶を移す前にふるいにかけておくとより良いです。) 2. やかんやお湯の入った器から、ひしゃくでお湯を150ccほど注ぎ入れます。 3. 抹茶茶碗に注がれた抹茶とお湯を、茶筅を使ってゆっくりと混ぜていきます。 4. 少し混ざってきたら、茶杓を前後にシャカシャカと勢いよくふりましょう。 5. 抹茶が泡立ってきたら、美味しい抹茶が完成した合図となります。


高級な抹茶専用道具の魅力

美味しい抹茶をより楽しむために、抹茶を入れる漆塗りされた棗の魅力を紹介します。

値段の高い棗は、天然木の素材を長い時間かけて乾燥・加工をすることで作られています。角がない丸みを帯びた棗は、職人さんの手間ひまをかけて作られているのです。


漆で塗られた棗からは、天然塗料ならではの光沢や何度も塗り重ねられた塗料の丈夫さを感じることができます。こだわりのある棗には、和ならではの芸術性があり、華やかな茶道の場に高級な雰囲気を与えてくれます。


まとめ

抹茶をより楽しむなら、抹茶専用の道具を使って抹茶を点てることがオススメです。初めは難しく感じるかもしれませんが、コツを掴むに連れて綺麗に泡が立った抹茶を作ることができるようになります。今回紹介した記事を参考に、抹茶を楽しめる抹茶専用の道具に興味を持って頂けたのであれば幸いです。

Comments


bottom of page