海外出張やお世話になった海外に住んでいる方への贈り物は、どのようなものが最適なのでしょうか。相手に喜んでもらえるような贈り物の選び方、海外の贈り物にピッタリの漆器を紹介します。
漆器は海外から高い評価がある
漆器は、日本以外にも朝鮮や中国、ベトナムなどアジアを中心に様々な国で作られていますが、特に日本の漆器は、交易品として16世紀の安土桃山時代から注目を集めていました。
19世紀にはパリで開催された万博で、多くの西欧の人々が日本の芸術「蒔絵の伝統技法」に魅了されました。蒔絵とは、漆で絵や模様を描いた後、乾ききる前に金粉や銀粉を蒔き、磨き上げる技法のことです。
平安時代の貴族や武家たち以外にも、言葉も通じなかった西欧の人々も華やかで美しい蒔絵を大変気に入ったそうです。
漆器は海外でも使える?
漆器は他の器に比べ丈夫にできていますが、乾燥と紫外線には弱いです。海外で漆器を使用するときは、乾燥に気を付けてください。砂漠地帯や乾燥地帯での使用は、ヒビが入ってしまう恐れがあります。
「湿度〇%なら大丈夫」という基準もありせん。日本と同じような気候、湿度のところで使用するようにしましょう。日本と若干気候が違う場合でも、屋内の直射日光の当たらない場所で使用するなどの方法で、乾燥によるヒビを防ぐことができます。
おすすめの飾り皿
失敗しないお土産選びのポイント
海外に住む友人に会いに行くときや出張で海外に行くときに、お土産を持っていく人も多いと思います。 お土産をもらって嫌な思いをする人は少ないと思いますが、相手が困ってしまわないようなお土産を選びや、センスも大切です。以前にお土産を渡したことのある相手なら、全く同じものにならないように気を付けましょう。
海外にお土産を持っていく場合は、その場が和むようなものを持って行くことがポイントです。アメリカやヨーロッパのような日本文化が浸透している国にお土産を持っていくときは、日本のお土産と一目でわかるような和風のものがおすすめです。
また、相手の好みやライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。しっかりリサーチしておきましょう。
まとめ
日本の漆器は古くから海外の人々に愛用されました。精妙で華やかな蒔絵や沈金が施された飾り皿はインテリア性も高く、海外の相手に贈るお土産におすすめです。相手の喜ぶ顔を思い浮かべながらお土産を選んでください。
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