漆器は電子レンジにいれてはいけない!


漆塗りのお椀を電子レンジで温めたら塗りが剥がれてしまったという話を聞くことがあります。 漆に対しての知識がなければ、お料理を温めるために電子レンジで温めてしまうと思います。 今回は漆器と電子レンジの関係についてご紹介いたします。


漆塗りの器は電子レンジに対応していない

最近ではレンジ対応の漆器として販売されているものもありますが、世の中で売られているほとんどの漆器は電子レンジには対応していません。


レンジにいれてはいけない理由

漆塗りの器はベースの生地になる木やプラスチックに漆を塗っているのですが、電子レンジに限らず高温になることで漆と生地が膨張します。それぞれの膨張率に違いがあるため、漆と生地の間にひずみができ、塗りが割れたり、剥がれたりします。 漆の水分が蒸発し塗装を剥がすこともあります。


レンジ対応の漆器とは

レンジに対応している漆器は木製の漆塗りではなく、特殊な樹脂と塗料を使った漆器で家庭用というよりは業務用の器に多いです。 質感も木製の漆塗りと比べると高級感はなくチープな印象の器になります。


間違えてレンジにいれてしまったら!

電子レンジに入れてしまい、器の塗りが剥げてしまった場合は塗り直しをして修理することはできます。 修理代によっては新品を買ったほうが安くすむこともありますし、修理に時間がかかるので一度見積もりをだしてもらって決めましょう。


漆器の修理見積と修理をしている「うるしギャラリー久右衛門」 https://urushi9emon.com/ こちらに電話、メールでお問い合わせをしてみてください。


まとめ

電子レンジや食洗機が多様化しているこの時代に取り扱いが面倒かもしれませんが、木製の漆塗りの漆器は長く丁寧に扱うことで、光沢や味わいがでてきます。 塗りが剥げてしまってあきらめていた器も直すことができるかもしれませんので一度お問い合わせしてみるのもいいでしょう。