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初心者必見!生け花で使う花器の選び方



日本の昔からの伝統芸能のひとつ「生け花」 難しく堅苦しそうだと思う方が多いと思いますが、そんなに身構えることではありません。お花も花器も決まりはなく自分の好きなように自由に生ければいいのです。 しかし、基本となる花器はどんなものを用意すればいいのかわからないと思います。 今回はそんな花器の選び方をご紹介します。


仕上がりのイメージから形を選ぶ

花器を選ぶ際に一番悩むのはだと思います。花器の形によって全く違う印象の仕上がりになるからです。


形は様々なものがあり、つぼ型、寸胴、ラッパ型をはじめ、お皿のような形の水盤などたくさんあります。自分が思っている仕上がりに一番近いイメージのデザインを選ぶようにしましょう。


花の色とのバランスで選ぶ

花器は生ける花を引き立たせるもので、2つが揃うことで完成品になります。花より極端に目立ってはいけないですし、まったく目に入らないものでもダメです。 自分の好きな花の色やよく使う花の色を考えて花器の色を選ぶようにしましょう。


背の高い花を使うときは安定感のあるものを

背の高い花は重心が上になります。そのため、背の低いものや軽いものを選ぶと、倒れてしまうことがあります。 背の高い花を生ける機会があるのであれば、高さや厚みのある花器を選ぶようにしましょう。


花器の素材も大事

花器には様々な素材のものがあります。銅製、ガラス製、プラスチック製、陶製、木製、竹製などです。


洋風な感じにするのか和風な感じにするのかで素材を選ぶようにしましょう。洋風な感じであればガラス製や白い陶製、和風に仕上げたければ木製や竹製で雰囲気づくりをしてみてはどうでしょうか。


初心者はどんなものがおすすめなのか

初心者はとりあえず主流の「瓶型」と「水盤」の型を持っていると重宝します。どちらもシンプルな型なので多くの花に合いますし、お部屋などに飾っても浮くことはないでしょう。


お手頃な価格のものが多いのでお勧めです。まずは基本のものを用意してから自分好みのものを増やしていきましょう。


流派による違い

初心者にはまず「瓶型」と「水盤」をおすすめしましたが、華道の流派によって基本となる花器は違います。日本の華道の流派は300以上ありますので、もし生け花の稽古で使うのであれば、その流派の基本の花器を用意しましょう。


おすすめの花器











まとめ

どんな花にも合いやすい、シンプルな「瓶型」と「水盤」はひとつあると便利です。 ・生け花を飾る場所 ・生ける花に合う色とデザイン ・生ける花のボリューム この要点から花器を選ぶようにしましょう。

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