漆の匂いの原因は?対策とご一緒に!



漆は独特の匂いを放っているので苦手だというかたもいると思います。 今回はなぜ独特な匂いを放つのか、漆を使っている漆器はどうすれば匂いをとることができるのかご紹介します。


本当の漆の香り

漆本来の匂いを知っている人はとても少ないと思います。 漆はもともと樹液なので本当の匂いは甘くて渋い香りがします。

しかし、漆器を購入した際に匂う香りは、シンナーに似たような香りをイメージすると思います。


独特なにおいがするのは有機溶剤のせい

シンナーのようなにおいがする原因は石油由来の有機溶剤を漆に混ぜているからです。 石油由来の液体なので揮発性があります。 においを飛ばすためにすぐに商品を出荷せずに匂いを飛ばしてから出荷する業者さんもいます。


漆が匂うのは固まっていないから

漆器が匂うのは木地に塗った漆が完全に固まっていない場合になり、漆が100%でも固まっていないものは半永久的に匂うことになります。 漆が完全に固まるのにはだいたい半年といわれています。


においをはやく消すには

乾燥させるのには時間がかかってしまいます。 漆器を購入してから早く匂いを消したい場合の方法をいくつかご紹介いたします。


・米びつにお米と一緒に入れておく 漆塗りの工房でもよく聞く方法です。 1日や2日で匂いが完全に消えることはないので長く入れておきましょう。


・お米のとぎ汁の中に入れておく 1日ぐらいでは取れないので何日か浸すようしましょう。


・お酢で拭く ぬるま湯で2、3度洗い、その上に酢を柔らかい布によくしみこまして、充分に拭いてください。


・お酒で拭く

風通しが良く、直射日光のあたらない場所に保管しておくのも匂いを消す一つの方法になります。


まとめ

漆の匂いは独特ですが、害になるものではないですし、使っていくうちに自然となくなっていきます。 どうしても匂いが気になる方はご紹介した方法を試してみてください。